2017.6.4 (Sun) 澤 菜穂子 x 松尾俊介 デュオコンサート at シマムラ ストリングス

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コンサート詳細につきましては下記サイトをご覧下さい ↓

http://www.shimamura.co.jp/repair-violin/index.php?itemid=202970

【演奏プログラム】

ヴィラ=ロボス: ブラジル風バッハ 第5番 ”アリア”

J.S.バッハ: 無伴奏チェロ組曲 第3番より(ギター独奏)

ピアソラ: タンゴの歴史

サラサーテ:アンダルシアのロマンス

サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サラサーテの影が潜む!ロンド・カプリチオーソ

新年のご挨拶もスッ飛ばし恒例大放置祭のこちらのdiary… 誠に悪しからずですm(__)m  本年も宜しくとのフレーズは季節外れ甚だしいため、新年度もどうかよろしくお願い申し上げます!

 

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年明けに渋谷のJZ Bratにて『弦想夜 vol.2 ~弦ハジメ~』ギタリストの松尾俊介さんと再共演させて頂きました。

ご覧の通り通常のクラシカルなホールとは一味違ったオシャレライヴ空間で、お馴染みのピアソラ作品は勿論ながら敢えてシューベルトやサン=サーンスなどの本気クラシック!な作品にも挑戦。

昔からアルペジョーネはチェロかヴィオラでしか弾けないものと嘆いていたところ、昨年ギターとのデュオレパートリーのリサーチ中にヴァイオリンとギターの音源へ在りつき万歳三唱🎶   大半の演奏家仲間は『シューベルト=手ごわい』と身構えつつ、それでも挑みたくなるシューベルトの覚醒とは何なのか、、 歌曲の王の手掛けた作品はその呼び名の如く旋律が非常に自然で華美でない。よくファッションでもインテリアでも ” Simple is BEST”と謳うキャッチフレーズに遭遇しますが、ただ地味であったり単調な”simple” は決して人を魅了しないはず。満タンから削ぎ落とし自然に馴染む心地良さを体現してこそ留意され魅せる”simple”と化す。その上 “自然”であることって意識すればするほど難しかったりしませんか、、? シューベルトの音楽は達観した才能を満艦飾に撒き散らさずに人の心に自然と寄り添う究極の洗練(simple)の宝庫。だからチョー手強い!されど惹かれるワケです💕 どうでもいいけどシューベルトって絶対良い人だったと予想~^^

ピックアップ2曲目はサン=サーンスの序奏とロンド・カプリチオーソ♬ ヴァイオリンのヴィルティオーゾの中でも奏者・聴衆の双方に愛され続けている名曲の一つですね。学生の頃から幾度か弾いてきているこちらの作品を、ふとダメ元で松尾さんに「ギターでは弾けないよね…⁉」と身勝手な質問をしたところ「出来る気がする!」とまさかの吉報が~✧(全身で拍手)おかげさまで多分日本初演と思われる幻のVn & Gt arr. 版を晴れてお披露目することができました。これまでピアノor オケ版では完全に、”印象主義ダダ漏れおフランスのエスプリ”(誉め言葉です;)が充満した作品として接していましたが、ギターの音に包まれた途端にアラ不思議~ スペインの風が吹き荒れアルハンブラで弾いているかのよう。(㊟行ったこともないくせに)聴きにきてくれた友人からは「アルハンブラ宮殿の噴水の横で演奏しているシーンをドローンで空撮している映像が脳裏に浮かんだ!」と妄想力に長けた感想頂きました。スペイン風にも感じられる曲調に関して強ち間違ってないかもしれないサラサーテの陰謀説エピソードは公演中の松尾さんのMC然りです。これまでパステル調で捉えていた(思い込んでいた)ロンカプがヴィヴィッドカラーに心機一転🌠 皆様にもお楽しみ頂けていれば幸いです。

一つ平謝りしなければならないのは、せっかくJZ Brat専属のバーテンダーさんが一夜限りのオリジナル『弦想夜カクテル』(爽やかな青リンゴベース🍸)を作って下さったのに一部のMCで皆様へご紹介するのをウッカリ忘れてしまいました…(舞い上がってマシタ;) 本当にゴメンナサイ🙇  次回は冒頭で必ず!!

2017.1.29(Sun) 弦想夜 vol.2 ~弦ハジメ~ at JZ Brat Sound of Tokyo

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出演:澤 菜穂子(ヴァイオリン) 松尾俊介(ギター)※松尾さんHP http://shunsukematsuo.com/

日時:2017年1月29日㈰ 開場 16:30 開演 18:00

会場:JZ Brat Sound of Tokyo (渋谷セルリアンタワー2F)https://www.jzbrat.com/

演奏予定曲目: シューベルト:アルペジョーネ ソナタ,  サン・サーンス:序奏とロンドカプリチオーソ,

ピアソラ:タンゴの歴史 他

入場料:前売り 5000円 当日 5500円 ※お一人様一品以上のご注文をお願い致します。飲食代は入場料には含まれておりません。

お問い合わせ:TEL 03-5728-0168(平日15:00-21:00)24時間ネット予約受付中

 

会場アクセス【地図】

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ゲージュツの秋エクスプレス 

案の定、光陰矢の如しの秋。もぅ首が回らない~と絶叫するのは日常茶飯事ですが、そのうち指も回らなくなったらどうしよう、、口は辛うじて回るんですけどもネ; 先月分のダイアリーに穴を開けてしまっているのでこちらで告知したコンサートのみを取り急ぎご報告!

 

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まずは今年1月にも呼んで頂いた直方へ”カルテット・ゼーレ” オリジナルメンバーで再訪。小学校3校を周り素直で礼儀正しく積極的に参加してくれる可愛い可愛い生徒さん達にアウトリーチをして最終日はユメニティホールでコンサート、とここまでは通常運転なのですが、今回は新しい試みで筑鉄電車内でのコンサートというユニークな経験もしてまいりました。よくパリの地下鉄などでフラッと乗車してきて演奏するミュージシャンには見慣れていたものの、4人とも電車内で演奏すること自体初めてですし未知の部分が多いため、初日現地入りするなり車庫へ直行し現場チェック! スペース確保のため乗客席に直接座って演奏することにしたり、揺れや走行音はある程度覚悟を決めたりと事前にイメトレができたので当日本番は集中して臨めました。さすがに車窓の移り行く景色を楽しみながら~という余裕はなかったですケド… ;だってだって 編曲モノの楽譜が直前まで上がって来ず(編曲あるあるなんだそう笑)初見が大の苦手な私は仁王立ちで待ち構えていてたのですが、ようやく上がってきたスターウォーズが想定外に複雑で絶叫。挙句に真田丸はお馴染みのカッコいいソロパートがドカンと丸ごと1st vnパートに託されていて発狂。(当初は各パートにソロを散らすという話だったのにぃ 怒)余所見厳禁・目を皿のように楽譜を凝視せざるを得ませんでした…;お客様が小旅行気分を弦カルの響きにのせてお楽しみ頂けておりましたら何よりです♫

最終日のホールコンサートでは前半はペールギュントの音楽絵本(映像+ナレーション+演奏)や様々なジャンルの小品、後半はメイン曲としてベートーヴェンのラズモフスキー3番を演奏しました。ペールギュントのナレーションは元劇団員でも在られた図書館長の野口館長が引き受けて下さり、映像のイラストは、なんと我らゼーレを全面サポートして頂いているホール職員のTさんが描いて下さいました!おかげさまで幅広い年齢層の方にお楽しみ頂けたようです。またラズモフスキーはちょっと渋すぎるかも…ナンテ少々心配していたのですが、皆様がじっくりと聴き入ってくださっている温かくて程良い緊張感がステージまで伝わってきました。秋晴れにも恵まれた直方での4日間に感謝です。

 

 

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もう一公演は少し久しぶりの名古屋。宗次ホールでの三浦友理枝さんとのデュオ。『写真deクラシック』というシリーズ企画第6弾で、私たちが秋をテーマに組んだプログラム各曲をイメージし公募された写真とタイアップするステージでした。普段クラシック=西洋音楽を弾いていると無意識に西洋の情景が脳裏に浮かびがちなのですが、どの曲にも日本またはアジアの秋景色が映し出されていて中でも三浦さんと感心したのは、ロンドンデリーの歌と合掌造りの写真のコラボレーション。どちらも郷愁や温もりを感じられて、国境を越えても心は人類皆同じと深く共感しました。それにしても素敵なホールだなぁと毎度ながら来訪する度に思います。響きも広さも楽屋の綺麗さ居心地の良さもピカイチ☆ とりわけ今回はホール創立者でもある宗次社長がいらして下さっていて、以前インタビューや記事などを拝読し非常に心を動かされた私はお目に掛かれて感激でした。

充実した一日のご褒美打ち上げ食は、やはり ひ・つ・ま・ぶ・し💕

2016.11.23(Wed) 宇野陽子×澤菜穂子×田中香織 ピアノ三重奏オータムコンサート

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【日時】2016年11月23日(水・祝) 15:00開演 / 14:30開場

【出演】宇野陽子(Violoncello)・澤菜穂子(Violin)・田中香織(Piano)

【会場】シマムラストリングス秋葉原2F 店舗特設会場(〒 101-0021 東京都千代田区外神田4-5-8 松孝商事ビル2F)

【プログラム】

チャイコフスキー ピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の想い出のために」より第二楽章
愛の挨拶、アヴェマリア(グノー)、日本の歌メドレー、ピアソラ、等

※本公演は演奏とトーク合わせて1時間を予定しております

【チケットご購入・お問い合わせ】

会員価格:¥1,500(税抜)
一般価格:¥1,800(税抜)

※本公演の定員は「先着限定35名様」となります。
※当日その場ですぐに無料で会員になれますのでお気軽にご相談ください。年会費も無料です。

<お問い合わせ>
シマムラストリングス秋葉原 TEL: 03-5298-5470(火曜日定休 ※但し祝祭日の場合営業)

 

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【出演者プロフィール】

■宇野 陽子(うの ようこ)

水戸市出身。桐朋学園大学附属子供のための音楽教室、桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部演奏学科卒業。同大学音楽学部研究科修了。IMA奨励賞受賞。米・ボルティモアでのワールド・チェロ・コングレスに招待参加、出演。在学中より、学内においては卒業演奏会、室内楽演奏会に出演したほか、別府アルゲリッチ音楽祭や韓・インチョン音楽祭など国内外の音楽祭に数多く出演。桐朋学園短期大学の演奏助手を務めたのち、渡英。トリニティ音楽大学にて研鑽を積む傍ら、サザーク大聖堂でのリサイタルなどに出演。帰国後は、水戸芸術館や目黒パーシモンホール、渋谷区文化総合センターなどでのリサイタルのほか、パリ・オペラ座エトワールのマニュエル・ルグリ氏との共演(Bunkamuraオーチャードホール)など、ソロ・室内楽等幅広く活動している。これまでにチェロを毛利伯郎氏、リチャード・マークソン氏に師事。室内楽を原田幸一郎氏、藤原浜雄氏らに師事。また、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院やアンギャン音楽祭などでダヴィド・ゲリンガス、アルト・ノラス、フランソワ・ギー、ユリウス・ベルガー、ユルーン・ルーリング各氏のマスタークラスを修了。現在、桐朋学園大学音楽学部附属子供のための音楽教室(目黒教室)、及び代官山音楽院の非常勤講師。

■澤 菜穂子 (さわ なほこ)

横浜生まれ。4歳よりヴァイオリンを始める。桐朋学園子供のための音楽教室入室。桐朋女子高等学校音楽科及び桐朋学園大学音楽学部卒業。英国王立音楽院より奨学金を得て大学院課程を首席で修了。さらにパリ・エコール・ノルマル音楽院コンサーティスト・コースにて研鑽を積む。1990年神奈川コンクール優秀賞。1993年全日本学生音楽コンクール1位。1995年霧島国際音楽祭にて特別奨励賞受賞。2000年フォーヴァル・ファンデーション・ストラディヴァリウス・コンクール4位。2003年シュポア国際ヴァイオリン・コンクール特別奨励賞。2004年、英国王立音楽院よりRAM-Diploma賞、併せて特別賞を授与される。これまでにN響団友オーケストラ、バーデンバーデン・フィルハーモニー・オーケストラ、ドイツ・ノルトライン歌劇場管弦楽団、ゾンダーズハウゼン・ロー・オーケストラ他と共演。1995年には初のドイツツアーにてノルトライン・ウエストファーレン州音楽庁より招待を受け、ケルン・フィルハーモニー・ホールでのユーゲント・ムズィツィールド・コンクール優勝者ガラ・コンサートにゲスト出演。この模様は地元ドイツTV局でも放映された。2000年プロヴァンス音楽祭でのイヴリー・ギトリスのリサイタルにて演奏。2004年カール・フレッシュ・ミュージック・フェスティバルのオープニング&クロージング・コンサートに出演。2005年パブロ・カザルス音楽祭より招聘されフランスにて演奏。2008年にはロンドンでのリサイタル公演など、国内外(ドイツ、フランス、オーストリア、オランダ、イギリス)の様々なコンサートに出演。2007年9月に公式デビューリサイタルを東京銀座・王子ホールにて開催。2008・2010年、地域創造主催・公共ホール音楽活性化アウトリーチ・フォーラム事業に参加。以後全国各地のアウトリーチ活動にも積極的に参加している。2012年には飛鳥Ⅱ世界一周クルーズにてゲストアーティストとして乗船。2014年オクタヴィアレコードよりデビューCDアルバム『Passione』をリリース。現在、ソロ・室内楽を中心に幅広い分野で活躍中。桐朋学園子供のための音楽教室非常勤講師。これまで大谷康子、梅津南美子、鷲見建彰、原田幸一郎、宗倫匡、モーリス・ハッソン、ジェラ-ル・プーレの各氏に師事。

■田中香織 (たなか かおり)

神奈川県出身。桐朋学園大学付属子供のための音楽教室、桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部演奏科卒業。卒業演奏会出演。桐朋学園大学音楽学部研究科修了後、渡欧。ウィーン国立音楽大学ピアノコンサート科を、最高点で首席卒業。ウィーン国立音楽大学大学院満場一致で修了。在学中、公益財団法人ローム・ミュージック・ファンデーション奨学生。第9回日本モーツァルト音楽コンクール最高位をはじめ、第15回(財)日本ピアノ教育連盟オーディション、第5回ジャン・フランセ国際コンクール(仏)、第5回ウィーン国際ピアニストコンクール(墺)、G.A.パルナッスム国際コンクール2007(墺)室内楽部門等、国内外のコンクールに於いて上位入賞。ウィーンにて、オーボエ奏者A.ヘルテル教授とデュオコンサート、レオポルト美術館、ウィーン・ドイツ大使館、フランス文化会館・王宮(ウィーン文化会主催)等にて室内楽コンサート。ウィーン楽友協会大ホールにて、R.ムーティ指揮ウェーベルンオーケストラに出演。「アジア音楽週間」(横浜みなとみらいホール)にて、J.Pejovski「Ever」を世界初演。津山国際総合音楽祭より招待を受け出演。東京文化会館小ホール(文化庁、日本演奏連盟主催)、麻生市民館大ホール、カワイ表参道(トレモロ会、日本ショパン協会主催)、べーゼンドルファーホール等にてソロリサイタルを行う。また大阪センチュリー交響楽団、ウィーン国立音楽大学ピアノコンサート科の推薦を得てオーケストラと、ピアノ協奏曲を共演。これまでにピアノを大長美由紀、岡本美智子、練木繁夫、M.クリスト、室内楽をT.レオポルト、E.クロプフィッチ、パイプオルガンをK.D.パステル、伴奏法をH.ルーディッサーの各氏に師事。国内外でソロ・室内楽、器楽伴奏の演奏活動を積極的に行う傍ら、桐朋学園大学付属子供のための音楽教室、京都市立藝術大学(2015年)、日本女子大学にて後進の指導に携わる。

2016.10.24(Mon) スイーツタイムコンサート〜写真deクラシック第6弾「秋桜とクラシックのハーモニー」

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【日時】2016年10月24日(月) 13:30開演 / 13:00開場(15:00終演予定)

【出演】澤 菜穂子(Violin)・三浦友理枝(Piano)

【会場】宗次ホール(〒460-0008 名古屋市中区栄4丁目5番14号

交通アクセス:地下鉄 栄駅12番出口より徒歩5分
名古屋駅よりタクシーで約20分(料金:約1,200円)

【プログラム】

モーツァルト:ヴァイオリンソナタ KV.304

クライスラー:ロンドンデリーの歌

チャイコフスキー:「四季」より10月 “秋の歌”

武満 徹:妖精の距離

サンサーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ

【チケットご購入・お問い合わせ】

一般自由席 2,000円
チャリティーシート(指定席) 2,200円

<チケットご購入>
宗次ホールチケットセンター TEL 052-265-1718 (10:00〜18:00)
※「チャリティーシート」のお取り扱いは宗次ホールチケットセンターのみとなります

<各プレイガイド>
チケットぴあ TEL 0570-02-9999
栄プレチケ92(旧三越(栄)プレイガイド)TEL 052-953-0777
芸文P.G. TEL:052(972)0430
ヤマハP.G. TEL:052(201)5152
名鉄ホールチケットセンター TEL:052(561)7755

※団体のお客様の為に席の一部を確保させていただく場合がございます。
※やむをえず、曲目などに変更がある場合がございます。
※未就学児のご入場は、ご遠慮ください

2016.10.15(Sat) カルテット・ゼーレの音楽絵本&弦楽四重奏曲コンサート

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【日時】:2016年10月15日(土) 14:00開演 / 13:30開場

【場所】:ユメニティのおがた 小ホール(〒822-0034 福岡県直方市山部364-4

最寄り駅:筑豊本線 直方 徒歩 5分
高速道路:北九州高速4号線 金剛出口 15分 /九州自動車道 八幡 15分

【プログラム】:

<第1部 音楽絵本コーナー>
スター・ウォーズ メドレー
アンダーソン:タイプライター
音楽絵本「ペール・ギュント」
<第2部 弦楽四重奏曲コーナー>
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第9番 作品59-3「ラズモフスキー第3番」ほか

【チケットご購入・お問い合わせ】

全席自由:500円 ※3歳未満のお子様のご入場はご遠慮ください

<プレイガイド>
ユメニティのおがた(窓口・インターネット・電話)TEL 0949-25-1007
ローソンチケット(ローソン、ミニストップ各店 Lコード:)TEL 0570-084-008
チケットぴあ(ぴあスポット、セブン-イレブン、サークルK・サンクス各店 Pコード:307-046)TEL 0570-02-9999

※0570から始まるダイヤルはPHS、一部携帯電話、ケーブルTV接続電話、IP電話からはご利用いただけません。

<お問い合わせ>
ユメニティのおがた TEL 0949-25-1007 hall@yumenity.jp

主催:公共財団法人直方文化青少年協会
協力:筑豊電気鉄道株式会社

素敵なお中元・・・!?

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先月は数々のサプライズが♬ まずは生徒さんたちがこぞって七夕の短冊🌠に『ヴァイオリンが上手になりますように』『ヴァイオリニストになれますように』(笑  大きく出たなぁ;)と書いたのだそう^^ 鞭・飴・鞭・鞭 となかなかキツいはずのレッスンの中で、ただむやみに厳しくしているワケじゃないことがちゃんと通じているのかなぁと疑似親心がホッコリしました。長く険しい道のりの中、達成感の喜びや純粋に音楽を好きな気持ちでこの先も乗り越えてってほしいです。

そしてもう一つ、超お耳の肥えた音楽ツウ文化人の方から身に余るCDレビューを頂戴しました。光栄すぎるお言葉を下記ご紹介させていただきたいと思います。名付けて” 素敵なお中元 ”  !!

 

『澤菜穂子のPassione』

S.キューブリックの映画「2001年宇宙の旅」に、サルの姿をした我々の遠い祖先が、狩で仕留めた動物の骨を手に、獲物の肉を捌き、敵を倒し、逃げる敵を威嚇するが如くそれを岩に打ち付け、ついに骨が宙に跳び上がるというシーンがある。宙に舞った骨はスローモーションで大写しにされるのだが、回転しながら飛んでいくうち、それが宇宙船に変化する…。「技術」というものの進化を象徴するこのシーンは、「美しき青きドナウ」の旋律や、宇宙を音もなく航行する宇宙船の映像と共にいつまでも記憶に残るのだが、澤のCDアルバム「Passione」冒頭のバルトークを聴いたとき、なぜか私の脳裏にはこのシーンが思い浮かんだ。私たちの祖先は、生きるための「道具」として偶然発見した「骨」をある時、何の目的もなく擦り、叩いてみた。するとそのかすれ音や轟きは、これまで経験したことのない驚きと陶酔を心にもたらした。人類が初めて「有用なものを求める」という行動から遊離した瞬間だ。そう、澤のヴァイオリンは、それなのだ。人類が出会った初めての驚きに再び遭遇させてくれるのだ。ガットを強烈に引っ掻く弓使いから生まれるあの力強い響きと轟き、枯れ木をこすり合わせるときに生じる心を絞り込むような軋り音は、我々の祖先が焚火を囲んで聴いた原初の「音楽そのもの」ではないだろうか。そこには、とてつもない高揚感と底なしの切なさが同居していたのだ。
ヴァイオリンという楽器は表情がとても豊かだ。のびやかで気高くどこまでも澄んだサロンの音色も、家畜と乾草の匂いがプンプンする力強くも哀愁の溢れるロマのそれをも醸し出すことが出来る。ドイツ語ではヴァイオリンをGeige(ガイゲ)という。私は初めてこの単語が音楽大学の学生の唇から発せられたとき、「なるほど」と妙に納得したものだ。「秋の日のヴィオロンの…」ではなく、擦り、引っ掻く「ガイゲ」なのだ、バッハの無伴奏は…。澤の奏でる楽器はガイゲである。
バルトーク、パガニーニ、ピアソラとどの曲もそういった澤のアプローチが活きているが、私は特にヴィターリの「シャコンヌ ト短調」を推奨したい。これを聴くと、次は是非バッハ無伴奏をと、どうしても期待してしまう。以前ご本人は「音大生なら普通に弾くことは出来るけど、本当に弾くというのはとても難しい」という趣旨のことを仰っていたが、今回ヴィターリを聴いて、それは彼女の謙遜に過ぎない、と確信した。彼女のガイゲなら、この楽器の真骨頂たる軋み音を手懐け、バッハの野生を蘇らせてくれるに違いない。
ショーソンの「詩曲」はこれほどまでダイナミックな作品だったのかと思わせる。小説を読む愉しみの一つに、主人公と読み手の私が融合して、まるで様々な出来事がわが身に起きているかのごとく心が右に左に揺り動かされるという作用があるが、「詩曲」の演奏を聴いている時に私の五感があじわうものはこれだ。
澤の武満は、澤の中で一種独特だ。「妖精の距離」という標題も謎めいた滝口修造の詩に触発されて生まれた曲であるが、澤の演奏は決して日陰を作らない。「白日夢」という言葉があるが、それだ。だが神秘性を失っていない。何だか矛盾しているが、谷崎の陰影礼賛を思い起こさせる。もしこの演奏に映像を付けるとしたらホワイトとブラックのみだろう。蜷川実花の写真のような「総天然色」は似合わない。澤というのは不思議な演奏家だ。あれほどまでに攻撃的なのに、武満の前では実に従順なのだ。
ピアソラについては、もう何も言うまい。涙を堪え、澤の演奏にじっと耳を傾けるのみだ。ありがとう澤さん、ピアソラの心をこれほどまでにしっかりと甦らしてくれて。
そしてピアノの三浦さん、澤さんのとんでもない個性をしっかりと受け止めて頂いて、心から感謝申し上げます。

 

S様、非常に励みになるクリティークを誠にありがとうございました。おかげさまで文月もモチベーション右肩上がりで乗り切れそうです! そんなこんなで親愛なる皆様へ暑中お見舞い申し上げます🐟

弦ヘ想イヲ馳セ ナイト!

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近年沸々と興味がわいていたギターとのデュオアンサンブルがついに実現しました🎶

キッカケは以前ピアノのない環境での演奏依頼を頂いた際「エ゛Σ( ̄ロ ̄lll)?二時間も無伴奏でお独りさまステージとか拷問… ゼッタイ回避!」と対策を練っていたところ、ふとパガニーニのカンタービレはギター&ヴァイオリンがオリジナルだということを思い出し、ド素人頭で「よく歌の伴奏とかもジャカジャカ柔軟に対応してるしコレは名案!」(全国のギタリストの皆さま、安易な思考をお許し下さい、、)と人生初、ギターと共演させて頂いた結果、まろやかでシンプルな包まれるような響きが大変居心地よく、同じ弦楽器ながら音色や普段携わる音楽の種類などの相違点が絶妙に絡み合う相性の良い楽器であることを知り、伴奏ではなく対等なデュオに挑戦したいと予予思い続けていました。

そこに昨秋、ギター界のプリンスこと(!)松尾俊介さんを大先輩の瀬崎明日香さんよりご紹介頂き今回の共演に至ったのです。穏やかでお上品な松尾さんは音楽も音色も柔らかく心地よいのですが非常に鋭い耳・感覚の持ち主で、ついついハイになってクルクル変動してしまう私の演奏に随時神対応で受けて下さり、まるでジャズセッションのような『音楽は生ものである』象徴を体感できる大変エキサイティングな共演となりました。

片や癒し系(松尾さん)片や威嚇系(私)と対極でありながら違和感なく馴染む不思議。。皆様にもご好評頂けたようで、今後もレパートリーを増やし弦楽器同士の織り成す可能性を一層探求していけたらと考えております。

また日頃より「ピアソラ・ラブ♡」を公言している私ですが今回『タンゴの歴史』に取り組めたおかげで、タイトルのとおりタンゴの発祥から時代背景、移りゆくスタイルまで写実的なグラデーションが一本のラインで繋がり、時代の波に乗りながら変化してきたタンゴの音楽を垣間見る良い機会となりました。そして個人的には苦手意識の強い無伴奏も彼の作品によって少し克服できたような、、ありがとう、文春! …じゃなかった(笑 低俗でスミマセン;)ありがとう、ピアソラ♫

平日の晩にもかかわらず満席のお客様にお集まり頂き、喜び余ってしゃべくりクラシックにしてしまい申し訳ございませんでした…! 皆様ご自愛の上、良い夏をお迎えください。

ピッチカートは弾(はじ)かない

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前代未聞・三ケ月の未更新(白目)、、放置し過ぎてカビが生えているのでは…(笑)と恐る恐る前回のダイアリーを読んでみたらバレンタインデー云々と冬の話を繰り広げておりました。。時は流れに流れ水無月。清涼感を演出してくれる紫陽花が梅雨のジメジメ度を和らげてくれますね。

あまりの放置プレイに更新が億劫になり、コンサート等のお知らせ・ご報告もスルーしてしまい本当に申し訳ございません! ご来場・ご清聴下さいました皆様には心より感謝致しております。

フヤけた脳で記憶を辿ってみますと、3月初旬にはお馴染みの三浦友理枝さん・金子鈴太郎さんと昨秋に引き続き再び共演していただきました。おかげさまで早い段階で完売御礼となり、公演当日はお洒落でアットホームな距離感の会場にてお客様も気を張らず自然に音楽をお楽しみ頂けたのではと思います。

印象的だったのはリハーサルでのショスタコーヴィチの三重奏の鈴太郎氏からのアドバイス。一見抒情的にも聴こえる3楽章の旋律は、一人称ではなく三人称を俯瞰している体で臨むということ。そして4楽章のピッチカートは、まさかの弾(はじ)かない宣告! エッ? ピッチカートってハジいちゃいけないのー!? 本番前夜にワタシは小一時間そのピッチカートの扱いについて「(弦を)叩くのか?撫でるのか?」と艱難辛苦。。恐るべしショスタコ!彼はあの瓶底眼鏡の奥から何を静観していたのだろう…

新年度は新入生や新しい生徒さん達がドカッと増え目まぐるしい日々でした。今後も演奏活動と講師活動の両立+コチラの更新を怠らないよう(!)心して過ごしてまいります。