『湖』レベルに達してしまった今

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年々更新のブランクを “水溜まり~池~川~” と拡げてしまっているこちらのDiary, ついに”湖” レベルに達してしまいました。春からの未更新。。今や師走、しかもあと2週間で新年を迎えるという…

唐突ながら今秋は久々に元留学先であるロンドン(5年ぶり)とパリ(11年ぶり!)&ブルゴーニュ(初)へ行ってまいりました。秋のヨーロッパは非常に味わい深く、メインの滞在地ロンドンではトレードマーク⁉の “鉛色の空” は全く出くわさず連日秋晴れ青空の異常事態(笑)せっかくの機会だからと弾丸で向かったパリでは昔住んでいた家や毎晩眺めていたスパークリング・エッフェル塔(夜間1時間舞にイルミネーションが煌く)待ち合わせの場所にも最適なオペラ座など、数々の懐かしい思い出と、当時は見慣れてしまっていた “華の都”と銘打ち世界中を魅了する街並みを再認識しました。街中まさにフォトジェニック!インスタ映え抜群^^ そして友人が住むブルゴーニュ地方では素晴らしい牧歌的なワイン畑や古城、美食とプチバカンスを半日で堪能。友人夫妻に感謝です♡

帰国後は  🎼  戦いの火蓋は既に~切って落とされている~🎶 と本番ラッシュ。

こちらのサイト内のScheduleでご案内済みのコンサートのみをピックアップで後記致しますと、まず先月末には此処4年程毎年弾かせて頂いている宗次ホールでのスイーツタイムコンサート。とにかく綺麗で響きが素晴らしいホールなのですが、なんと最近改装され更に一段とクォリティーを高められたのだそうです。今回は名古屋市美術館『郷愁のパリ、そして憧れのオペラ座通り~ランス美術館に寄せて~』という企画展とのタイアップでしたので主にフランスもの、メインはプーランクのソナタを初披露しました。(余談ながらこのコンサートを踏まえてパリではオペラ座近くのホテルに滞在!)いつも宗次ホールでの公演日は快晴で温かい沢山のお客様に迎え入れて頂きホッコリした気分で帰途につきます。

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そして3日前からは直方へ。此方ももう5年ほど毎年呼んで頂いている有難いご縁です。これまではカルテットでお邪魔していましたが今回はお馴染みの三浦友理枝さんをお連れし、幼稚園やギャラリーそしてユメニティのおがた でのクリスマスコンサートでした。

幼稚園では100人を超えるピンクと水色のスモッグを着た可愛い可愛いミニチュア人形のような園児の皆さんがきちんと整列したミニチュアサイズの椅子にチョコンと座り、名曲から難曲まで一時間もの間ハツラツと反応良く演奏中はとても静かに聴き入ってくれて「どうやったらあんなにお行儀よく教育できるんだろうね」と三浦さんとも感心しきり。

最終日のユメニティでのクリスマスコンサートは心配した雨も公演前から上がったようでお客様のお足元が悪くならずホッとしました。沢山のご来場誠にありがとうございます。メイン曲のR.シュトラウスのソナタは初挑戦でしたが三浦さんとデュオを組んで15年来の今、ついにこの超大曲に手を出すことに致しました(笑)一生かけて手の内に入れたい一曲でもありますが、まずは来月の東京でのリサイタルへ向けて一層掘り下げてまいりたいと思います。

↑写真は終演後、お決まりのステージ上での撮影ではなくインパクト大な”直方出身の元魁皇関” と”逆 with B”(爆)

楽しいクリスマスと良いお年をお迎え下さいませ!