ピッチカートは弾(はじ)かない

clapsmar

前代未聞・三ケ月の未更新(白目)、、放置し過ぎてカビが生えているのでは…(笑)と恐る恐る前回のダイアリーを読んでみたらバレンタインデー云々と冬の話を繰り広げておりました。。時は流れに流れ水無月。清涼感を演出してくれる紫陽花が梅雨のジメジメ度を和らげてくれますね。

あまりの放置プレイに更新が億劫になり、コンサート等のお知らせ・ご報告もスルーしてしまい本当に申し訳ございません! ご来場・ご清聴下さいました皆様には心より感謝致しております。

フヤけた脳で記憶を辿ってみますと、3月初旬にはお馴染みの三浦友理枝さん・金子鈴太郎さんと昨秋に引き続き再び共演していただきました。おかげさまで早い段階で完売御礼となり、公演当日はお洒落でアットホームな距離感の会場にてお客様も気を張らず自然に音楽をお楽しみ頂けたのではと思います。

印象的だったのはリハーサルでのショスタコーヴィチの三重奏の鈴太郎氏からのアドバイス。一見抒情的にも聴こえる3楽章の旋律は、一人称ではなく三人称を俯瞰している体で臨むということ。そして4楽章のピッチカートは、まさかの弾(はじ)かない宣告! エッ? ピッチカートってハジいちゃいけないのー!? 本番前夜にワタシは小一時間そのピッチカートの扱いについて「(弦を)叩くのか?撫でるのか?」と艱難辛苦。。恐るべしショスタコ!彼はあの瓶底眼鏡の奥から何を静観していたのだろう…

新年度は新入生や新しい生徒さん達がドカッと増え目まぐるしい日々でした。今後も演奏活動と講師活動の両立+コチラの更新を怠らないよう(!)心して過ごしてまいります。